入院中の食事は、院内食事箋規約に基づいて提供させていただくことになっています。医師の指示により、患者さんの病状に合わせた食事を提供させていただいています。(特に制限の無い常菜食の患者さんについては家庭に近い味付けで、病状により制限の必要な患者さんには材料・味付けなど吟味して提供させていただいています。)
アレルギーなどの禁止食への対応など細やかな個別対応も行っています。
食事は、なるべく家庭の食事時間に近い時間に食べていただくよう、美味しく、栄養のバランス等を考慮し、 季節感、そして安全性を第一に、日々、栄養管理課職員一同努力しております。
トピックス
週3日選択メニューの充実
患者様が食欲回復と快適な入院生活を送っていただくため、選択メニューを実施しています。
献立はA・B定食を用意しており、体調にあわせてご希望のメニューが選択できます。
選択ができる日は水〜金の週3日で、嗜好調査の要望を取り入れながら、新メニューの取組みなど充実をはかっています。
手作りデザートを提供して喜ばれています
フルーツ寒天・牛乳寒天・蒸しパン・杏仁豆腐・コーヒーゼリー・クレープ(クリーム味、チョコ味、etc)などを提供しており、患者様から好評をいただき、レシピも公開しています。
今後も手作りデザートのメニューを増やすための取り組みをしていきます。
行事食!どんな食事かな?
正月の元旦に始まり師走の大晦日まで、一年間を通して祝祭日を中心に、普段より手の込んだ料理にメッセージカード行事に因んだ折り紙を添えて提供しています。
給食の素材は?
地産地消の取組みをしており、地元の米・魚・野菜をなるべく使い、調理の際は化学調味料を一切使いません。
汁物・茶碗蒸し・卵豆腐・めん類のダシ・煮物等のダシは天然の鰹節・煮干し・昆布を使っています。
※「たんとおあがり京都府産」の認定施設になっています。
入院中の食事時間について
- 朝食:午前8時から
- 昼食:正午から
- 夕食:午後6時から
※入院時に食事の為に用意していただくものとして、箸、スプーンが必要です。
病状によってはフォーク・エプロン等が必要な方もあるかと思います。
行事食について
入院生活は治療に専念され、ただ単調に過ごして・・・
そんな生活の中にも季節感を取り入れたお料理で楽しんでいただこうと、、月1回の行事食と折り紙(メッセージカード)を提供しております。
- 4月
- 花見弁当
- 5月
- こどもの日
- 6月
- 水無月献立
- 7月
- 七夕献立
- 8月
- 土用献立
- 9月
- 月見献立・敬老の日
- 10月
- 秋の行楽弁当・ハロウィン
- 11月
- 文化の日献立
- 12月
- クリスマス献立・年越しそば献立
- 1月
- おせち料理(弁当)・七草粥
- 2月
- 節分献立・バレンタインデー
- 3月
- ひな祭り献立・ホワイトデー
栄養相談のご案内
生活習慣病は日頃の食事食生活のバランスのずれが要因の1つとされています。
日頃の栄養管理はできていますか?実際の食事はカロリー、バランス、塩分など各々の病状に応じて制限はちがいます。
食事のことで気になること不安があれば、管理栄養士がお食事の相談をいたします。
個別指導
個人的に指導します。入院・外来に通院中の患者さんで、予約制になっています。ご希望があれば医師に相談してください。
- 相談日:月曜日から金曜日まで
- 所要時間:約30分から1時間程度
- 場所、時間【栄養相談室・病棟ベッドサイド】
- 10時00分〜11時00分 11時00分〜12時00分
- 14時00分〜14時30分 14時30分〜15時00分 15時00分〜15時30分 15時30分〜16時00分
※日頃の食事を記録されたものを持参されますと、普段の食事のバランス、栄養の過不足が良く分かります。
NST(栄養サポートチーム):多職種によるチーム医療
栄養管理を必要とするすべての患者様の体重減少・嚥下摂食障害・るい痩浮腫、Alb低値、褥瘡などに対して身体計測などを実施し栄養評価を行っています。
NSTメンバー
医師・言語聴覚士・薬剤師・看護師・管理栄養士・栄養士・検査技師
嚥下食の取り組み
当院では嚥下食障害患者さんに適合した食形態の食事提供に取り組んでいます。
特別な食材や調理法でなく日常食生活の中で使用している食材にとろみをつけて食べやすくする方法を基本に考えて作っています。