医師6名が在籍しており、消化器病専門医(5名)、消化器内視鏡専門医(5名)、肝臓専門医(3名)、胃腸科専門医(2名)が診療の中心となり、多くの検査や治療に携わっています。
内視鏡検査は通常観察に加えて、特殊光による画像強調内視鏡検査や拡大内視鏡検査など質の高い内視鏡診療を行っております。食道・胃・大腸などの早期癌に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を実施しており、良好な成績を収めております。当科ではカプセル内視鏡や小腸内視鏡を導入しておりますので小腸の精査や治療が可能です。また、超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS‐FNA)や経口胆道鏡(SpyGlass)を導入しており、胆膵疾患の診療も非常に充実しております。
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患については、従来の内服療法のほかに白血球除去療法や抗TNF‐α抗体など生物学的製剤を使用した治療を積極的に行っています。また、肝臓専門外来を設けており、B型慢性肝炎やC型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法や、肝癌に対するラジオ波焼灼術やカテーテルによる肝動脈化学塞 栓術も行っております。
また、切除不能な消化器癌に対する抗癌剤治療や放射線治療、ステント留置術を行っています。消化器出血や急性腹症などの救急疾患にたいしては、24時間365日いつでも救急内視鏡検査・処置ができる体制を整えています。
今後も積極的に最先端の治療法を取り入れ、安全で質の高い医療を提供できるよう努力し続けたいと考えております。
外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
担当医 | 竹村 圭祐 | 尾松 達司 | 矢野 航太 | 堅田 和弘 | 吉田 拓馬 |
午後(予約)
髙木 智久
|
澤井 剛 | 岡野 史弥 |
スタッフ紹介
副病院長
兼診療部長 堅田 和弘
医長 尾松 達司
副医長 吉田 拓馬
矢野 航太
竹村 圭祐
医師 岡野 史弥
専攻医 澤井 剛
京都府立医科大学附属北部医療センターを受診された患者さん・ご家族の皆さんへ
肝臓疾患に関する調査へのご協力のお願い
京都府立医科大学附属北部医療センター消化器内科は、「京都府(特に北部地域)における肝臓疾患の背景因子に関する研究」を実施しております。そのため、過去に京都府立医科大学附属北部医療センターにおいて、肝臓の病気で診察や治療を受けられた患者様の診療録を過去にさかのぼって調査させていただきます。
慢性肝疾患患者の予後に関する検討に関する研究へのご協力のお願い
京都府立医科大学は、慢性肝疾患に関する研究「京都北部地域の慢性肝疾患患者の予後に関する検討」を実施しております。そのため、過去に京都府立医科大学附属北部医療センターで慢性C型肝炎などウイルス性肝炎や非アルコール性脂肪肝炎、アルコール性肝障害など慢性肝疾患の治療を受けられた患者様の診療録を過去にさかのぼって調査させていただきます。
高齢者C型肝炎患者の治療後の予後の検討に関する研究へのご協力のお願い
京都府立医科大学は、慢性C型肝炎に関する研究「京都北部地域における高齢者C型肝炎患者の治療後の予後の検討」を実施しております。そのため、過去に京都府立医科大学附属北部医療センターで慢性C型肝炎の治療を受けられた患者様の診療録を過去にさかのぼって調査させていただきます。
ピロリ除去後の胃がん発生率の検討に関する調査へのご協力のお願い
京都府立医科大学は、「ピロリ除菌後の胃がん発生率に関する研究(課題名:H. pylori感染胃炎に対する除菌療法成功後症例の長期観察による胃癌発生率の検討〜長期前向きコホート研究〜)」を実施しております。そのため、京都府立医科大学附属北部医療センターでピロリ除菌後に胃カメラを受けられた患者様の診療録を調査させていただきます。
消化器癌の化学療法に関する調査へのご協力のお願い
京都府立医科大学附属北部医療センター 消化器内科では、消化器癌の化学療法に関する研究「高齢者を中心とした切除不能進行消化器癌に対する化学療法の有効性、副作用などの後方視的観察研究」を実施しております。そのため、過去に京都府立医科大学附属北部医療センターで消化器癌に対して化学療法を受けられた患者様の診療録を、過去にさかのぼって調査させていただきます。