当院の整形外科は、平成25年度からの京都府立医科大学の附属病院化に伴って、更に診療体制を強化し、運動器疾患の専門領域を充実させています。
常勤医も6名(日本整形外科学会専門医4名)となり、骨折などの外傷疾患だけでなく、関節疾患(膝・股・肩・足・手)、脊椎・脊髄疾患、小児の運動器疾患に対して、専門的な治療も行っています。
また、手術の際にはできるだけ筋肉や損傷のない組織に負担をかけない低侵襲手技を導入しています。
そして、京都府立医科大学からの応援医師による手術を行っていることも特色といえます。手術件数は、令和3年度610件、令和4年度667件、令和5年度630件でした。
最近では、人工膝関節全置換術に対し、手術支援ロボット(ROSA)を導入しています。また、人工股関節全置換術に対しては、低侵襲手術である前外側アプローチ(ALS)を導入し、これまでより早期の機能回復を目指しています。さらに、リバース型人工肩関節全置換術に対し、実施医としての基準を満たしており、導入を開始いたします。
手術後は早期社会復帰や自宅復帰に向けて、急性期病院としての可能な限りリハビリテーションを行っています。また、リハビリテーション継続の必要性がある場合には、回復期リハビリテーション病院への転院などが円滑に行えるように、地域医療連携室を通じて調整を行っています。
外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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担当医 | 1診 |
(午前)
(第1週)
浅野 瑞季 (第2週) 吉田 隆司 (第3週) 細井 邦彦 (第4週)
小林 雄輔
(第5週)
山田 将大
(午後)
宮本 崇史
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細井
邦彦
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小林 雄輔
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吉田隆司
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浅野 瑞季 |
2診 | (午前) 宮本 崇史 |
山田
将大
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(第1,3,5週 午前)
宮本 崇史 (第2週 午前) 浅野 瑞季 (第4週 午前)
山田 将大
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スタッフ紹介
副診療部長兼 吉田 隆司
医長
医長 細井 邦彦
医師 浅野 瑞季
医師 小林 雄輔
医師 山田 将大
専攻医 宮本 崇史
診療内容
- 骨折・外傷(できる限り低侵襲手術手技を導入)
- 変形性関節症(膝関節・股関節・足関節・肩関節)
- 脊椎・脊髄疾患(脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、神経根障害)
- 関節鏡視下手術(膝関節・肩関節・足関節・手関節・肘関節)
- 足の外科(外反母趾、靭帯損傷など)
- 小児運動器疾患
- 手の外科(絞扼性末梢神経障害など)
手術件数 | |
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R3 | 610 |
R4 | 667 |
R5 | 630 |
研究