総合診療科は、2013年4月に北部医療センターで新設された診療科です。
北部医療センターでは初診外来と入院患者担当として診療にあたっています。病院内の業務として、栄養サポートチーム(NST)、感染制御チーム(ICT)、緩和チームのメンバーとしても活動の範囲を広げています。
今後日本は世界で始めて高齢化率40%以上の超高齢化国家になることが予測され、高齢者医療への取り組みニーズが急速に意識されております。京都府北部は高齢化率が高く全人的医療への要望も高い地域です。当地域で要望される医療内容は、頻度の高い疾患に対する標準的治療はもちろんの事、内科外科を問わない初期対応であり、まさしく総合診療科の担当分野であります。
京都府立医科大学総合診療部では、地域医療コミュニティを基盤とする医療システムの開発についての臨床、教育、研究を行う事を使命の1つとしています。当院に本講座が開設されたことにより、 総合診療、 地域医療に興味を持つ研修医、医師の受け皿ができました。 地域医療に関する魅力と同時に問題点も含めて全て医学生に伝えることが、将来の医療を担う人材の育成、 確保につながると考えます。また、本年度からは四方教授が赴任され、さらなる発展が期待されます。
病診連携・病院連携の一環として、病態が安定した患者さんの再診に関しては開業医や地域の病院の先生にご紹介する事となります。かかりつけ医の役割は、基本的に地域開業医の先生方にお願いしています。生活習慣病の患者さんや病態の安定した患者さんの再診受け入れをよろしくお願いいたします。
地域の方々のご支援で総合診療科が充実することは、将来の高齢者医療、当地域の医療に間違いなく貢献出来ると信じて日々診療に取り組んでまいります。
外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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担当医 | 横井 大祐 | 四方 哲 |
(第1週)
堅田 和弘
(第2、4週)
横井 大祐 (第3、5週) 辛 丙圭 |
福富 康平 | 辛 丙圭 |
スタッフ紹介
- 教授
- 四方 哲
- 副診療部長兼医長
- 横井 大祐
- 副病院長兼診療部長
- 堅田 和弘(消化器内科)
- 医師
- 福富 康平
- 医師
- 辛 丙圭