NORTH MEDICAL CENTER KYOTO PREFECTURAL UNIVERSITY OF MEDICINE

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京都府立医科大学附属北部医療センター

京都府立医科大学附属北部医療センター

眼科

眼科は常勤医5名で、白内障や網膜硝子体疾患、緑内障をはじめとして、角膜・結膜疾患、眼瞼・涙道疾患、ぶどう膜炎、眼の外傷、斜視・弱視など眼科領域全般にわたって幅広い診療を行っております。

特に白内障については、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術治療を北部地域の総合病院では、唯一行っております。 一般的な単焦点眼内レンズによる白内障手術は術後には眼鏡が必須となりますが、多焦点眼内レンズによる白内障手術の術後は約8~9割の方が眼鏡なしで生活できるようになります。

眼でお困りのことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。
受診される患者さんは、下記の「患者さんへ大切なお願い」をご一読ください。

外来担当表

 
1診 長野広実 山下耀平 小山達夫 新開陽一郎 (午前)新開陽一郎
2診
(第1、3、5週)神前礼奈子
(第2、4週)小山達夫
 
(第1、3、5週)長野広実
(第2、4週)山下耀平
神前礼奈子  
専門外来    
コンタクトレンズ専門外来
(第2,4週 
予約)
コンタクトレンズ
専門外来
(第1,3,5週 予約)
 

スタッフ紹介

医長
新開 陽一郎     
医師
小山 達夫 
長野 広実 
山下 耀平
         神前 礼奈子

診療内容

眼科外来について

一般外来(新患・再診)

白内障、緑内障、網膜硝子体疾患を始めとして、幅広い眼科領域の疾患に対応し診断・治療を行っています。下記の「患者さんへ大切なお願い」をご一読ください。

コンタクトレンズ専門外来

偶数週の水曜日の午後と奇数週の木曜日の午後にコンタクトレンズ専門外来を行っております。
ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズ、遠近両用レンズや、円錐角膜などの角膜疾患に対する治療のための特殊形状レンズも扱っております。コンタクトレンズを初めて装用される場合や、お使いのコンタクトレンズに関することなど、お気軽にご相談ください。

患者さんへ大切なお願い

1. 散瞳検査について

当眼科では、視力低下のために受診された患者様などに、医師の判断で散瞳検査を行う場合があります。散瞳検査を行った場合、検査薬の点眼から4-5時間程度、視界のピントが合わない状態が継続するため、ご自身での自動車の運転は非常に危険となります。散瞳検査を行う場合はお車の運転は控えて頂きますようご案内をしております。
特に、新たに下記のような症状・理由で受診される場合には散瞳検査を要しますので、ご家族など他の方が運転する車での来院、またはバス等の公共交通機関の利用にて受診していただけますと、検査がスムーズに進みます。
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、ご協力を頂けますようお願い致します。

  • 見えにくい(視力低下)、かすむ、ぼやける。
  • 黒い点が見える、暗いのに光が走る、視野が欠ける。
  • 健康診断で眼の異常を指摘された。(特に眼底の異常)
  • 糖尿病治療を受けており、かかりつけ医から眼科受診を勧められた。
2.待ち時間について

当眼科は、日によっては100名を超える多くの患者さんが受診されます。
検査・診察まで待合コーナーにてお待ち頂きますが、患者さんひとりひとりの待ち時間が極力最小となるよう、検査室の入り口にて診察状況などを随時更新し、先に昼食への案内などをさせていただく場合もございます。

また、検査の内容によっては予約時間と順を前後してお呼びする場合もあります。お気づきの点がございましたら、スタッフにお声がけください。
患者さんにはいつもご不便をかけまして申し訳ございませんが、上記につきあらかじめご了承をいただきたく存じます。

眼科手術について

令和4年度の手術件数は1,592件でした。

手術実績
白内障手術 717件
硝子体手術 135件
硝子体注射 563件
結膜手術 25件(翼状片など)
眼瞼・涙道手術 100件(眼瞼下垂、内反症など)
緑内障手術 45件
斜視手術 1件
その他 6件

入院・手術等のご案内

白内障

日帰り手術から入院による手術までご希望に合わせて選択いただけます。使用する眼内レンズも単焦点レンズだけでなく、多焦点レンズも用意しております。多焦点眼内レンズを使用する白内障手術の選定療養に関するお知らせ。(令和4年7月19日更新)

硝子体手術・緑内障手術

網膜前膜(黄斑上膜)、硝子体出血、黄斑円孔、網膜剥離、重症糖尿病網膜症などの網膜疾患や、進行した緑内障や急性発症の緑内障に対しては、予定または臨時で手術を行う場合があり、原則として入院手術をご案内させていただきます。硝子体手術では手術後、うつぶせなどの姿勢の制限が必要な場合があります。

硝子体注射、Tenon嚢下注射、まぶたの手術、涙道の手術、結膜の手術、レーザー手術

以下のような場合は一般的に入院の必要はなく、日帰り手術を案内させていただいておりますが、翌日の通院の都合などで希望される場合は入院も可能です。

  • 加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫、病的近視に伴う脈絡膜新生血管などに対しての、抗VEGF(血管内皮増殖因子)剤の硝子体注射
  • 網膜の浮腫や炎症を抑えるため、尖っていない針を用いて眼のまわりや裏側へ薬剤を注入する手術
  • 網膜裂孔、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、中心性漿液性脈絡網膜症、網膜細動脈瘤などに対して適宜行うレーザー手術
  • まぶたが下がる(眼瞼下垂)、睫毛が目にあたる(眼瞼内反)などの症状に対するまぶたの手術
  • 涙道(めがしらから鼻の中につながる涙の通り道)が閉塞することによる流涙症に対してのチューブ留置手術
  • 涙目や異物感の原因となるしろめ(結膜)のたるみを改善する手術、くろめ(角膜)に進入する結膜下組織(翼状片)を切除する手術

ご不明な点はお気軽にスタッフや担当医にご相談ください。

診断書等について

手術等に対する保険関係、その他医師の記入が必要なお手持ちの書類は、医師に直接ではなく外来受付にお渡しください。後日担当医が記入し、ご自宅へ郵送いたします。