外科

診療方針

 各患者様それぞれの病気の状態を、内科と合同のチームカンファレンスで十分に検討し、最適な検査と治療の方法を選択します。
 患者様の病気の状態に応じた治療方法をご説明し、ご家族を含めた患者様のご希望を取り入れた治療法や手術術式の選択をしていきます。
 可能な症例は、腹腔鏡や胸腔鏡などの最新の医療機器を用いて、低侵襲(身体にかかる負担が少ない)な手術方法を行うように努めます。
 外来での検査や適切な術式、合併症の発生を最小限にすることで、入院期間を短くできるように努めます。
 7名のスタッフで診療にあたります。スタッフは日本外科学会の認定する指導医、専門医及び日本消化器外科学会の専門医が在籍しており、必ずすべての手術に経験豊富な術者が1名以上入るようにしております。

 入院患者様は主治医を中心としたチーム制で診療を行っており、スタッフ全員は毎日のカンファレンスで全ての入院患者様の状態を把握しております。チームとしていつも決まった顔での医師が対応し、どの様な場合でも患者様の安心が得られるように努力しております。

虫垂炎(もうちょう)や腹膜炎などの臨時手術を必要とする疾患

緊急手術は24時間体制でオンコールを敷いております。1年365日休むことなく対応のできる体制ですので、安心して治療を受けていただくことができます。

胃や大腸の悪性腫瘍(胃がん・大腸がん)

腹腔鏡手術を多くの症例に用いるようにしています。小さな傷で、より低侵襲の治療を目指しています。多くの症例で2~3週間の入院で治療が完了しています。

肝臓や胆道の悪性腫瘍(肝がん・胆のうがん・胆管がん)

肝臓がんに関しては様々な治療法があります。肝臓を手術し腫瘍を切除する事が最も治療効果が高いですが体の負担が大きいのも事実です。病気の状態や肝機能に合わせて適切な治療法を選択していきます。また、特に大腸がんからの転移による肝がんも切除によって寿命を延ばすことがわかっていることから積極的に手術しています。病気の状態に応じて体に負担の少ない腹腔鏡手術を行っています。

 胆嚢がん、胆管がんに関しては手術によって切除することが基本であり、血管や他臓器の合併切除を含め可能な限り根治切除を行います。

 どの手術においても日本肝胆膵外科学会認定の肝胆膵高度技能指導医が参加しております。

膵臓の悪性腫瘍(膵がん)

膵臓がんは早期発見が難しく、症状がでた時には手術が出来ないこともまれではありません。手術は消化器外科の分野では高難度な手術となりますが、他臓器に転移してない段階までのがんに対しては血管・他臓器合併切除なども積極的に行って、可能な限り根治的な切除を目指しています。

 また、最近では当初手術不可能とされたけれど抗癌剤治療によって切除することが出来た症例もでてまいりました。

 膵臓の手術においても日本肝胆膵外科学会認定の肝胆膵高度技能指導医が参加しております。

乳腺の悪性腫瘍(乳がん)

平成21年度より最新の超音波検査機器を採用し、乳がんの精密診断に取り組んでいます。小さな腫瘍は縮小手術・乳房温存手術を積極的に採用しています。またセンチネルリンパ節生検という方法を行って、少しでも手術の負担を軽減できるように努めています。術後の放射線療法は近隣の医療機関と連携して行っています。

過去の診療実績

 

    平成27年度        平成28年度
胃がん
31
39
大腸・直腸がん  78 70
肝がん 20 17
乳がん 13 26
胆道・膵臓がん 11 16

(単位:件)

 

過去に行った低侵襲手術の実績

 

腹腔鏡手術 平成27年度 平成28年度
胃がん 12 20
大腸がん 56 48
肝がん

(単位:件)