NORTH MEDICAL CENTER KYOTO PREFECTURAL UNIVERSITY OF MEDICINE

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京都府立医科大学附属北部医療センター

京都府立医科大学附属北部医療センター

病院長あいさつ

京都府立医科大学附属北部医療センター病院長 就任のご挨拶

京都府立医科大学附属北部医療センター 病院長 中川正法

この度、前任の中川正法病院長を引き継ぎまして令和3年4月1日付で京都府立医科大学附属北部医療センター病院長に就任しました落合登志哉です。新体制にあたり、同センターの責任者として御挨拶させていただきます。平成25年4月1日に発足した北部医療センターですが早8年が経過しました。この間、医師数は48名から61名に増加し、近隣の医療施設へ診療応援に行く、いわば丹後医療圏のハブ機能も充実させてまいりました。加えて玄関前ロータリーや駐車場の整備、女性病棟や院内デイサービスの開設、さらにはPET-CTや照射施設を備えたがん診療棟を開設することが出来ました。

私は北部医療センターの役割として、総合性と専門性を兼ね備えた丹後医療圏の中核病院として急性期医療を引き続き担ってまいりたいと思います。そのうえで高齢化、地域の事情に配慮した安心・安全な医療を提供したいと思います。すなわち、医療過誤や事故がないことは勿論として、患者の皆さんが医療を受けた後、元の地域コミュニティにスムーズに戻れるよう退院後も見据えた医療を行うよう努める所存です。

喫緊の問題としては昨年来の新型コロナウイルス感染の収束を目指して発熱外来やPCR施設の稼働を通じて予防に努める一方でワクチンの確実な投与に全力を挙げて参ります。そのうえでがん診療棟の確実な運営とともにがん手術周術期や化学療法において重要な口腔ケアを行う事を目指して新たに歯科口腔外科を運営して参ります。

大学施設として医大から学生が、そして府立看護学校から従来通り看護学生が実習に参りますが引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。また北部医療センター開設以来続いております「丹後いきいき長寿研究」も成果が得られてきており、益々のご協力をお願いする次第です。

当院は地元行政、医師会、介護施設との関わりを大切にして人口減少、高齢化という将来日本のどこにでも起こりうる状況にいち早く対応し地域で安心して暮らせる医療のモデルケースを示してまいりたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

令和3年4月1日 落合登志哉